神奈川県横浜市出身
東洋英和女学院大学人文学部社会科学科卒業
財団法人日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了
イタリア、アスティで開催されたジュリエッタ・シミオナート国際オペラコンクール第三位受賞
藤原歌劇団正団員
YouTubeチャンネル登録者1350人(2022/09)
大学卒業後、元宝塚歌劇団トップスター剣幸さんが旗揚げしたMTプロジェクトカンパニーの団員に合格
ミュージカル俳優として活動を始める
東宝ミュージカル「オズの魔法使い」(主演:安達祐実さん)でミュージカルデビュー
グリンダのアンダー(本役:寿ひずるさん)にも抜擢される
ドイツプロダクション「ミス・サイゴン」合格
サンリオピューロランドではフェアリーランドシアターにおいて
元劇団四季宮島晴彦先生演出の作品で主要キャストを努め
パレードダンサーや知恵の木のMCなども務める
ミュージカルの歌を勉強していくうちにオペラと出会い、その発声を学ぶためにイタリアへ留学
イタリアのミラノで、ヴェルディ音楽院の教授をされていたJ.Anvelt氏に師事
オペラ、ベルカントの発声を学ぶ
帰国後はオペラ出演やコンサート出演、宗教曲ソリストなどを務める
オペラの声を体感してもらうためにリサイタルを主催し
ミュージカルの楽曲などもオペラティックに歌うなどし新たな可能性を追求している
YouTubeではさまざまなジャンルの曲を歌ってきた経歴をいかし
クラシックの楽曲のみならず、ミュージカルから昭和歌謡、アニメソングなど
幅広い歌い発信している
『オズの魔法使い』 新宿コマ劇場 主演 安達祐実さん
『クリエンターレ』 シアタークリエ
『ラ・ボエーム』 ムゼッタ役
『コジ・ファン・トゥッテ』 みなとみらいホール デスピーナ役
『モーツァルト レクイエム』 みなとみらいホール ソプラノソロ
『ヘンデル メサイヤ』 神奈川県民ホール ソプラノソロ
サンリオピューロランド フェアリーランドシアター主役
サンリオピューロランドパレードダンサー
日立バレーボールチーム『ベルフィーユ』応援ソング
横浜の海の近くで二人姉妹の姉として生まれる
4歳でピアノを
5歳の時にバレエを始める
バレエのレッスンでかかる美しい音楽がとても好きだった
ピアノもバレエも基礎練習はあまり好きではなかったがとにかく本番が大好きだった
小学2年のとき近所の友達に誘われ合唱団に入る
入団声種チェックの際に担当の先生から
『君は将来歌い手になるね』
そんな言葉をかけられ
以後その先生の言葉はずっと心の何処かに残っていた
5年生のとき友達から宝塚の舞台を観に行かない?と誘われ
宝塚がどんなものかも知らずに行った
席はなんと前から2列目!
瞬く間に宝塚の世界に魅了され
『ああ、ここに行ったら私の好きなことが全部できる!』
そう思った
高校に進学すると
『うちのバンドのヴォーカルやってくれない?』
とクラスメイトに言われ学園祭やライブハウスで歌うようになった
初めて人前で歌う経験をした
そして高校1年の3月宝塚を受験
撃沈
今ならなぜ受からなかったのか原因はいろいろわかるが
当時は受からなかったことが悔しくて
その後一切宝塚を観なくなった(笑)
大学は音大ではなく人文学部に進学
経済を専攻した
在学中はモデルのようなことや
バンドヴォーカルで賞をいただいたり
CDレコーディングなど
結局芸能関係の仕事をするようになった
大学卒業後、元宝塚トップスター剣幸さんの旗揚げしたミュージカル劇団の
オーディションに合格し再びミュージカルの舞台を目指す事になった
いざ役として歌いはじめると
自分の声の音色が色々あることに気付き
ヴォイストレーナーの先生のところへレッスンに行った
すると初めてのレッスンでその先生は
『君はオペラを歌ったほうがいい。次のレッスンまでに椿姫のアリアを練習してきて』
観たことも聴いたことも無かったオペラの歌
1週間で必死に練習した
ミュージカルの舞台で役を取りたい!
その思いで練習を始めたオペラだったが
『藤原歌劇団受けてみたら?』
その先生のこの一言で
私は藤原歌劇団のオペラ歌手養成コースへ通うこととなり
新しくオペラの発声を教えてくださる先生と出会い
自分の声がどんどん変わっていくのを体験し
オペラを学んでいくうちに
その世界にどんどん魅了されていった
そしてイタリアへ留学
イタリアで出会った先生はわたしに
「あなたは歌うために生まれてきた。でもその心を表すテクニックが無いからしっかり学びなさい」
とおっしゃり、わたしに歌う技術と心をすべて与えてくれた
わたしは今も舞台が大好きで音楽が大好き!
まだまだ舞台へも挑戦の日々です
この『舞台が好き』という想いは決して消えなかったし
この想いに支えられて今まで生きてきたと思ってます
そして
こういう想いは消えることが無いということを知りました
だからわたしは
わたしと同じように
舞台が大好きで歌いたい気持ちにあふれている人に
わたしの学んできたことを繋いでいけたらと思っています
濱名さおり